我が家のピコとミルの食べ物を紹介します。
ピコが１度肝疾患となってから、獣医さんの指導によりペレット主体の餌にしています。
それ以前は、シード主体の他にご飯粒や枝豆それにパンなども少量与えていましたが、これらの人間の
食べ物は、鳥にはカロリーや塩分過多なのでもう絶対に与えないことにしました。
先生いわく、鳥の伝統的な餌であるシードは、栄養素が少なく脂肪分が多く肥満になりやすいそうです。
なので先生は、ペレットのみでも良いと仰っていました。
さすがにそれでは可哀そうです。
人間でも万能食ということで毎日毎日１種類の食べ物を食べていたら飽きますよね。
そう思い、このようなこだわりの餌を食べさせています。
１．ラウディブッシュ社製ペレット
ラウディブッシュ社製のペレットは、獣医さんの推奨です。
このペレットを主食にしています。
我が家では、メンテナンスタイプ（ミニ）の大きさにしています。
このペレットは、近くのホームセンターに売っているので助かります。
柔らかいペレットなので、取り扱いに注意しないと下の方は粉々になります。
主な成分・タンパク質１１％、脂肪分７％、繊維質３．５％ ７５０ｇで１４００円程度
2.ハリソン社製ペレット
もう一つの主食に、ハリソン社製のペレットに最近思い切って切り替えました。
以前は、ズプリーム社製のペレットにしていましたが、このペレットは固いんです。
噛む力の弱いピコには、止めた方が良いと思いました。それに匂いも、いかにもペレットという匂いで臭かったです。
このハリソン社製のペレットは、USDA（米国農務省）からオーガニック認証を受けた完全有機原料のみを使った高品質な100％オーガニックペレットです。
保存料、添加物、着色料など一切不使用だそうです。
なので何しろ高いです。４５０ｇで２３００円前後します！
近くのホームセンターでは売っていません。ネットで購入しています。
ラウディブッシュ社製ペレットを２、ハリソン社製のペレットを１の割合でエサ入れに入れます。
主な成分・タンパク質１４％、脂肪分６％、繊維質４．５％
３．シード（種子）
やはりこれは食べさせてあげたい、もう一つの主食です。
先生がシードは必要ないと仰っても、人間でいうと白米のようなものです。
ピコとミルもこれが一番好きそうです。
でも先生の指導により、少なめにおやつ程度の量にしています。
１日のシードの量は、ペレット３～４に対してシード１くらいです。
このシードを袋からピコたちの１週間分くらいの食べる量を取り出し、ふるいに入れて洗います。
洗った後、和紙の上に広げて丸１日十分に乾かし、専用の容器で保管して１日の必要分を与えています。
ピコとミルを私たちの夕食後に放鳥しますが、ゲージの掃除が終わって新しいシードを入れてやると、
シード食べたさにピコもミルも自分たちからゲージに戻ってくれるんです。
この生活習慣は、功を奏して本当に助かります。
キクスイ社製・赤皮付シード
玄赤ヒエ：52%カナリーシード：16.6% 玄赤アワ：15.6% 玄赤キビ：15.6%
４．小松菜
必ず新鮮な小松菜を良く水洗いして置いてあげてます。
専門家の中には、ペレットを食べさせて置けば青菜類は与えなくてよいと言う方もいらっしゃるようです。
でもやはり天然の食物は食べさせてあげたいと思います。
なぜ、小松菜かというと青菜の中で一番栄養があるようです。
でも青菜を嫌って食べないオカメもいるらしいです。
我が家は、あらかじめ小松菜の粉末を挿し餌の中に混ぜてました。この効果があってかピコとミルは小松菜を大好きのようです。
ほうれん草は、カルシウムの吸収を阻害するということで、与えてはいけないらしいです。
注！ 最近、小松菜は甲状腺腫を誘発しやすいということを聞きました。
小松菜の成分の中に、甲状腺腫誘発物質が含まれているらしく、この物質が正常な甲状腺ホルモンの生
産を阻害するため、栄養素のひとつヨードが慢性的に不足に陥り、甲状腺がホルモンの生産に無理をし
てやがて肥大化するそうです。
この甲状腺が肥大化した愛鳥は呼吸器官が細くなり、呼吸困難で口を開けて呼吸したり、「ヒューヒュー」と呼吸音がしたり、最悪は酸欠で死に至る場合もあるそうです。
甲状腺腫誘発物質を含んでいる青菜は、小松菜だけでなくチンゲン菜・トウミョウなども確認されているそうです。
いつもお世話になっている愛鳥病院の先生の話では、ペレットを与えていればまず大丈夫だろうと仰っていました。ペレットの中には、ヨードの栄養素が含まれているとのことで、シード食のみの愛鳥が罹りやすく、セキセイインコに多いと仰っていたのでひと安心でした。
先生は、色んな青菜を与えた方が良いとも仰っていました。
５．おやつ
おやつに麻の実をあげています。
この麻の実は、タンパク質が豊富ですが脂肪分も多く含まれていますので、オカメインコの常食には
適していないと思います。
我が家では、１日に２～３粒あげています。
やはり脂肪分が多いので、ピコとミルは大好物です。とっておきのご褒美のときにあげるようにしてい
ます。
その他のおやつには、みかんやバナナのすじ、リンゴの皮も人間が食べるときに少しあげます。
バナナのすじは、甘いのでピコとミルのどちらも大好物ですが、リンゴの皮とみかんのすじは最近ピコ
は食べません。酸っぱくて美味しくないのかな。
